
YUIEのすゝめ私の推しSTYLE!
嶌村 吉祥丸
暮らしと仕事がつながる空間 ― 写真家・嶌村吉祥丸が語るYUIE ATELIER
YUIE ATELIERや規格住宅の魅力ついて、写真家・アーティストとして活躍する嶌村吉祥丸さんにYUIE ATELIERや規格住宅の魅力ついて伺いました。
シームレスに“つながる”
この家の最大の魅力は、仕事と暮らしがシームレスにつながる設計です。撮影機材や小道具の出し入れがしやすいように、平屋で駐車場に直結した動線を確保できるのがいいですね。
僕がこのYUIE ATELIERに住むなら、外部空間にもこだわりたい。アトリエ空間があるなら、外からの人目を気にせず作業に集中できる環境が理想ですし、プライバシーにも配慮したい。僕は写真家であると同時に、空間のディレクションも手がけることがあるので、ヘイ(塀)までデザインし、プライバシーと美しさを両立させたいですね。
YUIE ATELIERは、ただの住まいではなく、感性を研ぎ澄ます場所。光と影、空間の余白、暮らしのリズム――すべてがインスピレーションにつながると思います。
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ATELIERを開かれた空間に
YUIE ATELIERの10畳のスペースは、単なる作業場ではなく、創作の幅を広げる空間にしたい。知人の本や作品を収納できる棚を設けることで、そこからインスピレーションを得ることができる。
また、友人やクライアントが訪れたときに、アトリエ内で打ち合わせができるスペースを確保したいですね。開かれた空間でありながら、作業に集中できるゾーニングも意識し、仕事の内容に応じて使い分けられるような空間が理想です。
作業、打ち合わせ、インスピレーションの共有。これらがスムーズに共存することで、アトリエはただの仕事場ではなく、人とアイデアがつながる場所になりそうです。
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気がついたら仕事に
私は、元々写真家を目指してキャリアを考えていた訳ではなく、撮っていくうちに繋がったご縁で徐々に写真が仕事になっていきました。現在ではフォトグラファーとしての仕事のほか、空間のディレクション、ギャラリーの運営やディレクション、ラーメン屋・フレグランスブランドのプロデュースなど、さまざまなことを手がけています。既存の型にとらわれずに、自分の直感に従って表現していくことや、人との出会いから新しいものが生まれているのだと思います。さまざまなプロジェクトに携わっているからこそ、落ち着ける場所として「家」はとても大事だと感じています。
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コンセプトがある規格住宅の魅力
家を選ぶとき、ただ住む場所を決めるのではなく、「どんな暮らしをしたいのか」を考えると思うんです。規格住宅の魅力は、そこにしっかりとしたコンセプトがあること。その軸があるからこそ、住む人の価値観やライフスタイルにフィットしやすく、細かい部分にまで愛着を持てる家になる、それが魅力の一つだと思います。「どんな家に住みたいか」が明確になっていること、言語化されたコンセプトがあることで、「私の家」としての特別な存在になっていきます。
また、コンセプトの明確さは、住む人に寄り添い、日々の過ごし方やその家の空気を作り出す重要な要素でもあります。例えば、今回のように「アトリエのある家」というコンセプトなら、創作活動や表現活動を大切にしたい人に響き、個性を表現したり、社会との接点が生まれる家づくりが可能になります。どんな家にもくせがあり、それによって住む人にとってその人の感覚をまとった空間になることが魅力だと思います。
PROFILE

嶌村 吉祥丸 アーティスト・写真家
アーティスト・写真家として、分野を越境し国内外を問わず活動。さまざまな表現者と協働しながらsame gallery (東京)やkoen(京都)のディレクターとして企画・キュレーションを行うほか、「ラーメン吉祥丸」やフレグランスブランド「kibn」をプロデュースしている。